◆ ガスレンジ
■ 五徳、受け皿、グリルなど
取り外せるものは全て、浸け置き洗いにすると清掃が楽です。浸けておくだけで、ベタベタした油汚れがきれいになります。※ただ、焦げ付けはこの方法ではとれません。
汚れ防止のため、ゴミ袋など大きめのポリ袋をシンクかタライ、あるいはダンボール箱などにセットします。
40℃くらいのお湯に浸け置き用洗剤を溶かし、取り外した五徳、受け皿、グリルなどを汚れの酷い面を下にして浸けます。
30分〜1時間ほど、そのまま置き、汚れが浮き上がったら、浸け置いた洗剤液でこすり落とします。この時、細かな部分は歯ブラシなどでこすると作業が楽です。汚れが落ちたら、洗剤液を捨て、きれいに水洗いして乾かします。
■ バーナー
バーナーをレンジから外し、油汚れ用洗剤で拭いて油汚れを落としてから、バーナーで汚れをこすり落とします。
目詰まりは不完全燃焼の原因になるので注意が必要です。バーナー用ワイヤーブラシについているキリ、あるいは竹串などで穴を通しておきます。
■ レンジまわり
油汚れ用洗剤をスプレーし、しばらく置いてからボロ布などで汚れを落とします。この時、溝部分などは割り箸や竹串に洗剤を染み込ませた布を巻いたもので、こそぎ落とします。油汚れ用洗剤を使った後は必ず水抜きをして、洗剤を残さないようにしましょう。またフッ素樹脂加工されている面はアルカリ性洗剤を使うとシミになることがあるので、注意してください。汚れ焼き付いてしまっている部分は石鹸付きスチームウールに水を少しつけて落とします。時にはレンジをどけて、レンジ台も同様に掃除しましょう。
■ 点火つまみ、ガスコック
油汚れ用洗剤を直接スプレーしてから、ティッシュペーパーかタオルを張り付けて、さらに洗剤をスプレーします。しばらく置いて、汚れが浮いたら、ペーパーごと汚れをぬぐい取ります。この時、細かな部分の汚れは古歯ブラシを使ってこすり落としましょう。その後、水拭きをして洗剤分を拭き取ります。
■ 壁面(タイル・ステンレス)
こびりついた汚れを割り箸などでこすり落としてから、油汚れ用洗剤をスプレーして、台所用ラップをはりつけて湿布します。20分ほど置いて、汚れが浮いたら布で汚れを拭き取ります。その後、水抜きを忘れず取り目地の汚れはクリームクレンザーを歯ブラシなどつけてこすります。
◆◆ シンク・調理台
■ ステンレス・ホーロー面
クリームクレンザーをスポンジにつけて磨いた後、洗剤分を落とし、水気をきちんと拭きあげたらピカピカになります
こびりついた汚れや、白く固まった水のカルシウム分は、石鹸付きスチームウールに水を少しつけてこすり落とすと綺麗に落ちます。
※スチームウールがさびると下の材質にも移るので、使う時は小皿などに入れておきましょう。また、使用後に出た細かな鉄分も残さず洗い流して下さい。
■ 蛇口
クリームクレンザーを歯ブラシか、水に濡らしたストッキングにつけてこすると、細かな部分の汚れも綺麗に取れます。洗剤分を落としてから、から拭きをするとピカピカ
になります。
■ 排水口
菊割ゴム、防臭わん、ゴミ受けは、クリームクレンザーを使って、歯ブラシやスポンジ、ナイロンタワシなどでこすり洗いをします。排水口の内側も同様に掃除しましょう。
ゴミ受けの汚れが落ちない場合は浸け置き洗いが有効です。プラスチック製は塩素系漂白剤、金属製は浸け置き用洗剤を使います。この時スーパーの袋などを使うと、浸け置き桶を汚さず、少ない洗剤で効果的に落とせます。
排水溝の汚れは、歯ブラシに割り箸を輪ゴムでとめたものを使うと奥まで掃除ができます。この際、ドロドロした油汚れは流さず、ボロ布などに拭き取るようにします。臭いや詰まりが気になる場合は、排水口用洗剤を使ってパイプの奥までスッキリさせましょう。