大別するとプレハブメーカー、工務店、そして建築家(設計事務所)に分けられます。
プレハブメーカーと工務店は、それぞれに木造、鉄骨、鉄筋コンクリート、あるいは軸組工法、パネル工法、ユニット工法などの得意な構造・工法の違いがあります。
プレハブメーカーは、モデルハウスがあるので、事前に完成イメージを確認できることが最大のメリットです。
しかし、量産を前提に規格化されているため、プランの変更が難しく、変更やオプションの追加でコストが大きくアップする恐れがあります。
工務店は、自由設計の注文住宅を扱います。
モデルハウスや広告宣伝、営業マンの経費が小さいので、予算の正味を家づくりにかけることができます。
また伝統的な技術にたけているので、和風住宅や高級木材をふんだんに使った家は、工務店ならではの得意分野です。
建築家は、設計・設計監理および施工品質のチェックを行います。
ひとによってデザインの傾向や設計理念が異なるので、作品をみて選ぶとともに人柄や感性をみて相性がよい人と組みましょう。
なお建築家の費用は、現場監理料・設計監理料も含めて工事総額の一割前後が相場と言われています。