宣伝上手なハウスメーカーの印象が強いと思いますが、日本の戸建て住宅の大半は、在来工法の地場工務店が建てています。ハウスメーカーの家も、建てるのはメーカーの指定工務店ですし、建売住宅も施工しているのは工務店です。
多くの工務店は、自由設計の注文住宅を扱うため、ハウスメーカーのようにモデルハウス(展示場)をもっていません。そこでその会社で建てた家を見せてもらい、確認しましょう。外からだけでなく、家の中も見せてもらいましょう。建てた方、住んでいる方の話を聞くことが大切です。施主が工務店に対して好意的で、協力的であれば、おそらくよい工務店です。またタイミングよく現場見学会が開催されていたら、この機会に参加しましょう。
社長さんと話してみましょう。家造りに対する情熱や知識、職人さんたちに対するリーダーシップ、お客様の声に耳を傾けてくれる人かどうか、確認します。
建築中の現場を見せてもらいましょう。きれいに整理整頓されて工事が進んでいれば、まず良い工務店でしょう。建築中の現場の各職人さんたちが、規則正しく作業していて、何か質問した場合、丁寧に答えてくれるようなら安心です。