まず地目を確認します。「宅地」になっていますか。「市街地調整区」や「農地」「工業専用地域内」では家を建てることができない場合があります。
敷地が2m以上、道路に接していますか。そうでないとその土地に家を建てることはできません。
南面にある道路が4m道路かどうか。4m未満だとセットバックといって、私有地の2m分が道路にされてしまいます。上下水道、ガス、電気は通っていますか。水道はあっても水道管が13mmタイプ(通常は20mm)という例もあります。水道管は公道を通っていますか。地積測量図で実測面積を確認し、四隅に境界杭があるかを現地で確認しておくことも必要です。
さらに日当たりはよいか。水はけはどうか。子供たちの学校や病院、商店、銀行、ポスト、交通、道路といった生活環境の確認。昼はのどかな公園が、夜になると暴走族のたまり場と化す、ということもあります。晴れた日の昼間だけでなく、悪天候の日や夜の様子も確認しておきましょう。
また購入しようとしている土地の名義は誰になっているか、法務局登記所で名義と抵当権の設定を確認しておきましょう。