夏期の建物廻りの温度は、日射の当たる南と日陰の北側では数度の温度差があり、地表面においてはその差はもっと大きくなります。
「パッシブCm・21」では日本古来の手法に立ち戻り、室内の通風と共に、北側地表面の涼しい空気を取り入れ、建物の最も熱の溜まる高所より排熱を行います。
また、屋根、壁においても、空気層を介して熱気の排出をパッシブ手法によって行う複合システムとしています。
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1. 建物周辺の地表面温度の有効利用
2. 基礎断熱による冷蓄熱の有効利用
3. 壁・屋根における日射遮蔽及び熱気の排出
4. 開口部における日射遮蔽
5. 通風(室内の風通し)計画 |
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