家全体を断熱材で包み込み、その内側の床下・外壁・内壁・小屋裏空間すべてを連続させる空間(エアサイクル層)として構成されています。小屋裏換気口・床下給気口を開く状態とし、床下給気口から取り入れる外気を、エアサイクル層を利用して小屋裏換気口へとつなげ躯体内の排熱を促進させています。そのとき家の中で一番温度の低い床下の空気を上手に利用してあげているのです。また、屋根断熱材は確実に通気層を確保できる形状とし、その通気層にアルミシートを採用することで、遮熱効果を抜群に向上させています。
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1. 躯体内通気による有効排熱
2. 北側地表面及び床下の涼温利用
3. 断熱材による遮熱効果
4. 通気層による排熱遮熱効果
5. 通風(室内の風通し)計画
6. 開口部における日射遮熱 |
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