冷房効率を考えた断熱・気密性能を重視した構造に、エアサイクル層を組み合わせています。夏期は、小屋裏・床下換気口を開き、エアサイクル層を外部に開放します。日射を受けた壁面の上へ流れようとする浮力は、床下の涼しい空気を壁へ吸い上げ、壁から流入する空気の流れは、小屋裏換気口からの排熱効果を高めています。また、屋根に付加させた屋根ボードで遮熱性能を向上させ、小屋裏温度を抑えることで居室空間への影響に配慮しています。
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1. 躯体内通気による有効排熱
2. 床下涼温の利用
3. 断熱材による遮熱効果
4. 通風(室内の風通し)計画
5. 開口部における日射遮熱 |
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