「フクビエアサイクルの家」では、自然エネルギーを利用した"涼温房"を住まいの冷暖房のベースと位置づけ、それだけでは足りない部分を暖冷房機器で補足します。
ここで言う涼温房とは、日射の取得と断熱、遮熱や通風、躯体内の動く空気を活用した熱の移動を上手に利用して得られた輻射冷暖房状態を指します。
それでは、エアサイクルシステムが人体の健康にとってどんな効果があるのか、お客様から頂いたお話をもとにまとめたものをご紹介しましょう。
●1
エアコンやストーブを使う時間が短縮され、自然流の暮らしかたが実現できます。
このため省エネ効果が上がることはもちろん、自然の涼温房となることから、お年寄りやお子様に優しい住宅となります。
●2
冬場に暖かい部屋から寒いトイレに行くだけでも、血圧が10ミリ以上も上がることがあります。こうした血圧の急激な変化は、脳卒中を引き起こしたり、循環器系疾患(心臓病、高血圧など)をお持ちの方々に大変な危険をもたらします。
「フクビエアサイクルの家」では、部屋の周囲の通気層を利用した涼風・温風で家全体を包み込むことによって、部屋間や一日を通した温度差が小さくなります。これが健康を保つ上で大変大きなポイントとなります。
●3
温風切出しタイプの暖房機器は、その温風によって塵や埃が舞い上がることがあります。壁を暖め、熱輻射を利用するエアサイクルでは、埃が舞い散ることが少ないため、空気が汚れず、気管支系疾患(小児喘息など)でお悩みの方々にも喜ばれています。
暖房機器にターマレイ(天井暖房)を採用すると、より一層埃が舞わなくなり、室内空間をきれいに保つことができます。