ガッテン! 失敗から学びました。
収納だけあって「しまった!」の声がいっぱい聞かれるのが「収納」。
ものがあふれる現代、収納が必要なのはわかっていますから、用意はします。でも、いまいちアバウトなんですね。
1 事前に入れるもののサイズを測っておこう。
収納は、ただ多ければいいというわけではありません。通販で買ったトレーニングマシーンやスキー板など、持ちものには、いろいろなサイズのものがあるはず。収納したいもののサイズをきちんと測っておきましょう。
2 使う場所の近くに収納を。
タオルは洗面まわりの収納に、ビデオテープはAVコーナーの収納に、というように「使う場所に、そこで使うものを納める」ことが原則。たとえば、脱衣所に下着やバスタオルなどがおける収納があると便利です。料理の本などは、キッチンに置いておけば、料理の途中で、書斎の本棚までとりにいく、なんて無駄な労力をかけずにすみます。
3 置く位置は、とりだす頻度にあわせて。
ティッシュペーパー、乾電池、電球、衣料品、冷暖房器具やシーズンスポーツ道具など、ものによって出し入れの頻度が違います。よく使う物はとりだしやすい手前に。滅多に使わない物は奥に。
4 機能的な造りにしておこう。
収納内部の造りも重要です。幅や奥行きはもちろん、移動棚やハンガーパイプなどの高さ、数、引出しの有無などが、使い勝手を左右します。
5 食品庫は奥行きの浅いものを。
奥行きがありすぎる食品庫は、奥のものがとりにくいので、食品庫は奥行きの浅いものが使いやすいといえます。
6 扉の開閉方式も忘れずにチェック。
両開きの収納庫を開くと、後ろの壁と扉に挟まれる形になって、大変。開いたときのスペースを想定しよう。場所によっては、引き戸や折り戸がいいかもしれません。
7 外にも収納庫があると便利。
家の中に持ち込みたくないもの、庭仕事の道具、重量のあるものなどは庭置きの収納庫あると便利。ユニット物置のほかにもデザインのいいものがあります。
8 ウォークインクローゼット。
脱いだものをとりあえずおいておくために、あると便利。部屋が散らからない。掃除機や普段着など、よく使うもので、出しっぱなしにしたくない物を置いておくスペースがあるといいですよ。
9 収納スペースの目安は?
必要な収納スペースは、床面積全体に対して10〜15%ぐらいといわれています。ブランド品やドレスを山のようにもっている人は、もう少し多めに割りふるといいでしょう。
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