ガッテン! 失敗から学びました。
一部屋に2カ所ぐらい適当につけておけばどうにかなると、甘く考えていると後悔することに。
キッチン家電、AV機器やパソコンなど、日常使う家電製品の数が増えていることに注意しましょう。
1 コンセントの数は、その部屋でどんな家電製品を使うか考えて決めよう。
それぞれの部屋で、どんな電気製品を使う可能性があるのか、調べておこう。パソコンは本体のほかにプリンターやスキャナーなど、同時に使用する周辺機器も多い。キッチンでも、冷蔵庫、レンジ、電気釜、オーブントースター、湯沸かしポット、食器洗い機、ミキサーなど、いろいろな家電製品を使うので要注意。
2 コンセントやスイッチをつける位置は?
扉の開き方や家具の置き場所をみて決める。せっかくコンセントがあるのに、ベッドやタンスの後ろに隠れてしまったということも多い。その結果、延長コード+たこ足配線になってしまう。ベッドの後ろに差し込んだままのプラグに綿ぼこりがたまって、トラッキング火災の原因にでもなったら大変です。
3 インターネットにつなぐには、電話のモジュラージャックも近くにないと…。
パソコンがあれば、メールやインターネットを利用するのは当然。そこで電気のコンセントだけでなく、電話のモジュラージャックの配線も欠かせなくなりました。パソコンも一家に一台から、家族ひとりに一台ともなると、電話配線も考える必要があります。
4 掃除機のように部屋から廊下、階段と移動しながら使うためのコンセントも。
コンセントが部屋の出入り口の付近にあれば、部屋の中も、廊下もそのまま掃除機で掃除ができます。
5 ホームシアターをつくるなら、リビングにも使いやすい電源を。
ホームシアターには、テレビ、DVDレコーダ、サラウンドスピーカー、オーディオアンプ、CDプレイヤーなどが組み込まれるので、スイッチ付きのテーブルタップやセレクターを利用して効率よくコントロールしましょう。
6 寝室ではベッドからリモコンでオンオフできる照明が便利。
ベッドに入ってから、部屋の照明を消すためにいちいちベッドから出て、入り口付近のスイッチを消しに行くのは面倒なもの。そこでベッドサイドで光量を調節できる調光装置やベッドの中からスイッチのオンオフができるリモコンを利用するようにすると楽です。
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